葉酸を積極的にとることで得られるメリットとは

葉酸は妊娠初期にかけて積極的に摂取するように勧められるものの一つです。なぜ、葉酸を摂取したほうがいいのかまとめてみました。

胎児へのメリット

まず、お腹の胎児についてどういう効果があるのかですが、厚生労働省は「胎児の神経管閉鎖障害発症リスクを低減させることができる」と言っています。

この「神経管閉鎖障害」ですがどういうものかというと、お腹の中で成長する際に神経がうまくつながらずにむき出しの状態になってしまうことです。

むき出しになってしまうと、「二分脊椎症」や「無脳症」などの状態になってしまいます。この、神経が形成される期間は妊娠4~6週頃になるので妊娠初期から葉酸を摂取することを勧められます。妊娠を希望している方も意識して摂取したほうが良いとされています。

また、葉酸は先天的異常の流産の予防にも効果的です。先天的異常での流産とは、神経がうまく形成されず成長しないため「二分脊椎症」や「無脳症」などの異常が生じて流産につながってしまうことです。

葉酸は胎児の、脳や脊髄などの形成に効果的なので先天的異常の流産を防げる可能性が高まります。

母体へのメリット

妊娠中には貧血になりやすくなりますが、葉酸は赤血球を作る手助けをすることができるので、積極的に摂取することで貧血の予防へとつながります。

また、出産後に乳児の栄養源となる母乳にも効果が絶大です。母乳は血液から作られているので、授乳期間中はたくさんの血液を必要とするので葉酸を摂取していると血液をたくさん作ることができるので母乳をより多く生成することができます。

葉酸はタンパク質を作ることも手助けすることができます。タンパク質は粘膜、免疫細胞をつくることができるので免疫力を高めることができます。

妊娠中は免疫力が低下してしまい、風邪をもらいやすくなってしまったり、食中毒にかかりやすくなったりしてしまいます。免疫力を高めて、病気にかかりにくくする、重症化を防ぐ体づくりができます。

上記のメリットから、葉酸は妊娠初期だけの摂取だけでなく、妊娠を希望の時期から産後の授乳期まで積極的に摂取したほうがいいでしょう。